【完全保存版】内見で必ず測るべき場所リスト|後悔しない部屋選びのコツ

新しい部屋にワクワクして引っ越したものの、「ベッドが入らない…」「冷蔵庫のドアが開かない…」といった内見時の“測り忘れ”による後悔は意外と多いものです。

そんな失敗を防ぐには、内見の段階で「測るべき場所」をしっかり確認することが鍵
この記事では、賃貸内見で必ず測るべき場所のリストをわかりやすくご紹介します。家具のサイズ確認や生活導線のチェックにも役立ち、引っ越し後のギャップを最小限に!

賃貸契約前にぜひチェックして、後悔しない部屋選びを実現しましょう。

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はじめに|なぜ内見で「測ること」が重要なのか?

賃貸物件を選ぶ際、写真や間取り図だけで「良さそう」と感じて契約を進めてしまう方も少なくありません。しかし、実際に入居してから「家具が入らない」「コンセントの位置が不便」「洗濯機の置き場がなかった」などのトラブルが発生するケースは多々あります

そうした後悔を防ぐためには、内見時に「測る」「記録する」「比較する」という3つの行動が重要です。特に採寸は、家電や家具の搬入、配置、生活動線の確保、そして快適な暮らしの実現に直結します。

内見で採寸が必要な理由

採寸・記録の目的は主に以下の通りです:

  • 家具や家電の搬入が可能か確認する

  • 室内の広さや高さを正確に把握する

  • 収納や設備の位置と寸法を記録する

  • 生活動線やスペースの使い方をシミュレーションする

  • 契約前に、生活環境に支障がないか確認する

特に、冷蔵庫や洗濯機、ベッド、テレビ台などの大型家電・家具は、設置場所の奥行き・横幅・高さが合わなければ設置すらできません。さらに、マンションやアパートのエレベーターや階段、玄関のドア幅などの搬入経路も確認が必須です。

数字と記録で見る物件の「現実」

また、内見時の印象だけで判断するのは非常に危険です。時間帯や天候、近隣住民の活動状況によっても「におい」や「騒音」、「周辺環境の雰囲気」は大きく変わる可能性があります。

快適な新生活のために、内見は「見るだけ」ではなく「測って、記録する」ことが基本です。

これから紹介するのは、後悔しないために内見時に必ず測っておきたい場所のリストとチェックポイントです。
「この物件で本当に生活できるのか?」を数字と事実で確認することが、賢い部屋探しの第一歩となります。

内見前に準備しておきたい道具とチェックリスト

賃貸物件の内見では、「その場で何を見ればいいか分からない」「何を持って行けばいいのか不安」という声をよく耳にします。
実際に現地で効率よくチェックし、重要な情報を記録・撮影・採寸するためには、事前の準備が不可欠です。

内見時の必須アイテム

以下は、内見当日に必ず持参すべき持ち物リストです。どれも賃貸契約の判断材料として大きな役割を果たします。

  • メジャー(できれば3m以上・cm単位が測れるもの)
     →家具や家電の設置スペース、玄関ドアの幅、クローゼットの奥行き、洗濯機置き場の寸法などを正確に計測

  • スマートフォン(写真撮影・アプリ使用・メモ)
     →カメラで写真撮影を行い、後で家族やパートナーと比較検討するのに便利。
     採寸結果のメモや音声記録も活用可能。

  • 筆記用具とノート
     →室内での印象、担当者の説明、注意点、設備の有無などを手書きで記録。
     メモが後日の判断材料になることも多い。

  • 内見用チェックリスト
     →見落としを防ぐため、事前に確認項目をリスト化。
     間取り、設備、収納の数、コンセントの位置などを網羅。

  • スリッパや靴下(室内用)
     →内部を清潔に保ち、物件への印象をよくするマナー。

  • パンフレット・間取り図(印刷orスマホ保存)
     →現地で照らし合わせて確認できる。図面と実際のサイズ感にギャップがないかを判断。

  • アプリ(間取りアプリやAR採寸アプリなど)
     →スマホで家具の配置シミュレーションや長さの測定ができて便利。

採寸・記録の基本的な方法

内見時に効率よく採寸・記録を行うためのポイントをご紹介します。

  • メジャーは2人で使用すると正確
     一人での採寸は誤差が出やすいので、可能であれば家族や友人に同行してもらうのがおすすめ

  • 写真は「全体→部分」の順に撮る
     →室内全体の広さや配置を把握するための全体写真に加え、設備や収納、ベランダ、キッチンの詳細写真も記録しておく。
     天井の高さや奥行きも視覚で確認できるように

  • チェックリストには日付・物件名・担当者名を記載
     →複数物件を内覧する場合、情報が混在しやすいので記録の整理が重要

  • カメラは水平・対角線で撮影
     →部屋の「広さ」や「大きさ」を伝えやすく、後で見返した際にも空間のイメージがつきやすい

  • 家具・家電の「サイズ」と「設置可能か」の両方を記録
     →冷蔵庫・洗濯機・ベッド・テレビなどの寸法と搬入経路、設置箇所のサイズが合うかを確認する。

必ず測っておくべき場所リスト【室内編】

内見では、物件全体の印象に気を取られがちですが、実際に生活を始めてから不便を感じやすいのは「家具や家電が置けない」「収納が足りない」「配線が届かない」といった生活に直結する部分です。

ここでは、室内で必ず測っておくべき場所を具体的に解説します。

玄関と廊下

まずチェックすべきは玄関まわり。搬入時の経路として最も重要な場所です。

チェックポイント:

  • ドアの横幅と高さ(家具の搬入に必要)

  • 玄関から室内への段差(段差が高いと大型家具の搬入が困難)

  • 玄関収納の有無と容量(靴の収納に十分か)

  • 玄関扉の開く向きと、開閉に必要なスペース

  • 共用廊下の広さや段差、角の有無(搬入・引越し時の経路確認)

メジャーでドアの内寸(縦・横)と玄関からリビングまでの最短経路の幅・段差を測っておくと安心です。

リビング・居室

生活の中心となるリビングや居室は、家具の配置と導線を意識して採寸するのが基本です。

チェックポイント:

  • 天井の高さ(ロフトベッドや背の高い棚が設置可能か)

  • 壁面の横幅と奥行き(テレビボードやソファの設置可否)

  • コンセントの位置と数、距離(延長コードが必要か判断)

  • 照明器具の有無と種類(天井照明・ダウンライトなど)

  • カーテンレールの高さと横幅、窓サイズ(カーテンの買い替え要否)

また、メジャーを使って床からカーテンレールまでの高さ(cm)、壁から壁までの距離を採寸することも忘れずに。
必要に応じてカメラで部屋の四隅から撮影し、空間のイメージを記録しておくと便利です。

キッチン

キッチンは生活の快適さに大きく影響する場所であり、見落としがちなトラブルが多発するポイントです。

チェックポイント:

  • シンクの広さ、蛇口の種類と動作状況

  • コンロの種類(ガス or IH)と口数、設置スペース

  • 冷蔵庫の置き場の奥行き・横幅・高さ(既存の冷蔵庫が入るか)

  • コンセントの位置と数(電子レンジ・炊飯器・ポット用)

  • キッチン下の収納サイズ、開閉具合、汚れやカビの有無

  • 排水口からのにおいやつまりのチェック

特に冷蔵庫置き場のサイズと壁との間のスペースは重要です。壁際に置いた際にドアが開けられるか、上部に換気スペースが確保されているかを確認しましょう。

水回り(洗面所・風呂・トイレ)

水回りは設備が古くトラブルの起きやすい箇所です。生活の快適さ・衛生面・使い勝手を左右する重要なポイントなので丁寧にチェックしましょう。

チェックポイント:

  • 洗濯機置き場の横幅・奥行き・排水口・蛇口の高さと位置

  • お風呂の浴槽のサイズ、清潔さ(カビ・汚れ・ぬめり)

  • 換気扇・窓の有無(湿気対策・カビ防止)

  • トイレの広さと段差、照明と換気機能

  • ウォシュレットやコンセントの有無と機能確認

特に洗濯機置き場のサイズと蛇口の位置関係は要注意です。排水ホースが届かない、蛇口と干渉する、などの問題はよくあります

スマートフォンで洗面所や風呂の内部も撮影し、後から日常生活をイメージしやすくしておくと安心です。

必ず測っておくべき場所リスト【外部・共有部分編】

内見では室内だけでなく、外部や共用部分の確認も重要です。特に引越しの搬入や日々の生活に関わる場所は、見落としが後悔につながる要因になりかねません。

この章では、外から見えない“実際の使い勝手”や“搬入経路”などのチェックポイントについて詳しく解説します。

エレベーター・階段・搬入経路

大型の家具や家電を入居時にスムーズに搬入できるかどうかは、内見時に必ず確認すべき大事な要素です。

チェックポイント:

  • エレベーターの有無とサイズ(横幅・奥行き・高さ)

  • エレベーターがない場合、階段の幅と段差、踊り場の広さ

  • 玄関までの廊下の幅・カーブの有無・段差の数

  • 建物の入口から室内までの経路の全体的な広さと障害物の有無

  • 屋根付きかどうか(雨の日の引越しに影響)

エレベーターがある場合でも、大型の冷蔵庫や洗濯機、ベッドフレームが入らない可能性があります。
メジャーで測るだけでなく、手持ちの家具のサイズと比較して搬入が可能かどうかを判断しましょう。

特に階段の場合、曲がり角が多い、幅が狭い、段差が急など、搬入時に障害となる構造は要注意です。

ベランダ・バルコニー

洗濯物や布団を干すスペースとして日常的に利用するベランダやバルコニーは、実は生活満足度に大きく関わってきます。

チェックポイント:

  • 横幅・奥行き(洗濯物を干せる広さがあるか)

  • 床材の状態(ヒビ・汚れ・滑りやすさ)

  • 隣戸との仕切りやプライバシーの確保

  • 物干しポールの有無と高さ、設置位置

  • 日当たりと風通し(方角も確認)

  • においやカビ、雨水の排水状態

また、外からの視線や防犯カメラの有無、下階への音漏れや水滴の影響も確認しましょう。
洗濯物の量が多い家庭では、干すスペースが足りるかどうか事前にイメージしておくことが重要です。

共用部・建物設備

マンションやアパートなど、集合住宅では共用部分の管理状態も快適な暮らしに直結します。

チェックポイント:

  • 宅配ボックスの有無と設置場所

  • 駐輪場・バイク置き場の広さと位置

  • ゴミ置き場の場所、分別ルール、管理状態

  • 掲示板の内容(住民への連絡状況・規則など)

  • 防犯カメラの設置有無とその位置

  • インターネット回線の対応状況(有線/無線、速度)

特にゴミ置き場の清潔さや、掲示板に貼られている注意書きなどから、住人のマナーや管理状況がある程度見えてきます。

また、宅配ボックスの有無や台数、設置場所は、ネットショッピングが多い方にとっては必須とも言える便利な設備です。

共用部の環境や管理状態は、不動産会社の説明だけでなく「現地での確認」が大切です。

必ず測っておくべき場所リスト【外部・共有部分編】

内見では室内だけでなく、外部や共用部分の確認も重要です。特に引越しの搬入や日々の生活に関わる場所は、見落としが後悔につながる要因になりかねません。

この章では、外から見えない“実際の使い勝手”や“搬入経路”などのチェックポイントについて詳しく解説します。

エレベーター・階段・搬入経路

大型の家具や家電を入居時にスムーズに搬入できるかどうかは、内見時に必ず確認すべき大事な要素です。

チェックポイント:

  • エレベーターの有無とサイズ(横幅・奥行き・高さ)

  • エレベーターがない場合、階段の幅と段差、踊り場の広さ

  • 玄関までの廊下の幅・カーブの有無・段差の数

  • 建物の入口から室内までの経路の全体的な広さと障害物の有無

  • 屋根付きかどうか(雨の日の引越しに影響)

エレベーターがある場合でも、大型の冷蔵庫や洗濯機、ベッドフレームが入らない可能性があります。
メジャーで測るだけでなく、手持ちの家具のサイズと比較して搬入が可能かどうかを判断しましょう。

特に階段の場合、曲がり角が多い、幅が狭い、段差が急など、搬入時に障害となる構造は要注意です。

ベランダ・バルコニー

洗濯物や布団を干すスペースとして日常的に利用するベランダやバルコニーは、実は生活満足度に大きく関わってきます。

チェックポイント:

  • 横幅・奥行き(洗濯物を干せる広さがあるか)

  • 床材の状態(ヒビ・汚れ・滑りやすさ)

  • 隣戸との仕切りやプライバシーの確保

  • 物干しポールの有無と高さ、設置位置

  • 日当たりと風通し(方角も確認)

  • においやカビ、雨水の排水状態

また、外からの視線や防犯カメラの有無、下階への音漏れや水滴の影響も確認しましょう。
洗濯物の量が多い家庭では、干すスペースが足りるかどうか事前にイメージしておくことが重要です。

共用部・建物設備

マンションやアパートなど、集合住宅では共用部分の管理状態も快適な暮らしに直結します。

チェックポイント:

  • 宅配ボックスの有無と設置場所

  • 駐輪場・バイク置き場の広さと位置

  • ゴミ置き場の場所、分別ルール、管理状態

  • 掲示板の内容(住民への連絡状況・規則など)

  • 防犯カメラの設置有無とその位置

  • インターネット回線の対応状況(有線/無線、速度)

特にゴミ置き場の清潔さや、掲示板に貼られている注意書きなどから、住人のマナーや管理状況がある程度見えてきます。

また、宅配ボックスの有無や台数、設置場所は、ネットショッピングが多い方にとっては必須とも言える便利な設備です。

共用部の環境や管理状態は、不動産会社の説明だけでなく「現地での確認」が大切です。

周辺環境のチェックポイント

賃貸物件の内見で室内の設備やスペースばかりに目が行きがちですが、**実際の暮らしやすさを大きく左右するのは「周辺環境」**です。
建物の構造や部屋の広さが理想的でも、生活環境が合わなければ長く快適に住むことは難しくなります

ここでは、日常の暮らしに直結する外部環境・周辺施設・近隣住民の雰囲気などを確認するためのチェックポイントを解説します。

近隣の騒音・治安・雰囲気

内見当日は天候や時間帯、運の良し悪しで“静か”に感じても、実際には夜間の騒音がひどい、早朝に大声で話す住人がいるといった問題も多くあります。

チェックポイント:

  • 周囲の建物との距離・構造(音の反響やプライバシーの影響)

  • 近隣道路の交通量や通行音(特にバス通り・坂道沿いなど)

  • 隣室・上下階の生活音がどの程度聞こえるか

  • 掲示板の注意文から住民トラブルの有無を把握

  • 建物の出入口に防犯カメラがあるか

  • 治安の傾向(近所の雰囲気・夜間の明るさ)

昼と夜、平日と休日の様子が異なる場合があるため、可能であれば時間を変えて現地を訪れるのが理想的です。
また、自分が静かに暮らしたいタイプか、多少の音は気にならないタイプかという視点も大切です。

アクセスと生活環境

物件がどれだけ良くても、周辺に生活インフラがなければ不便を感じます。
また、最寄り駅やバス停からの経路が分かりにくかったり、雨の日に不便だったりする可能性も。

チェックポイント:

  • 最寄り駅・バス停までの実際の徒歩時間(アプリではなく歩いて確認)

  • スーパー・コンビニ・病院・薬局などの距離(徒歩圏にあるか)

  • 公園や図書館など子育てや趣味に役立つ施設の有無

  • 雨天時や夜間の通行路の明るさ・安全性

  • 駐輪場の場所とルール(屋根付きか・スペースに余裕があるか)

  • ゴミ出し場所と曜日、分別方法の掲示内容

特に雨の日や夜間などに実際の経路を歩いてみると、坂の有無や街灯の明るさ、地面の滑りやすさなど、生活の中でストレスを感じるかどうかがわかります。

また、駅まで近い物件でも、坂道や階段が多い、危険な交差点がある、騒音がひどいなど、物件の印象と実際の利便性に差があることも。

インターネット環境と通信状況

現代の生活では、インターネット環境も“生活インフラ”のひとつです。
オンライン会議や動画視聴、ネットショッピングなど、通信環境が悪いとストレスが大きくなります

チェックポイント:

  • 建物が対応しているインターネット回線の種類(光・CATVなど)

  • Wi-Fiが使えるか/ルーターの設置位置に制限はないか

  • スマートフォンの電波状況(室内・ベランダ・玄関)

  • ネット回線の速度に関する掲示や住民の声

ネット回線については、不動産会社や担当者に事前に質問しておくと、後からのトラブルを防げます
また、現地でスマートフォンの電波強度を確認しておくのもおすすめです。

見落としがちなチェック項目と注意点

内見時はどうしても「広さ」「設備」「雰囲気」に目が行きがちですが、細かい部分の見落としが入居後の後悔につながるケースは非常に多いです。

この章では、特に見落とされやすく、それでいて生活に大きな影響を及ぼすポイントを厳選してご紹介します。

コンセント・収納・カーテンなど細かい部分

小さなことのように見えて、実はとても重要なチェック項目です。

チェックポイント:

  • コンセントの数・位置・高さ
     →家具や家電の配置に大きく影響。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ・Wi-Fiルーターなどの配置可能性を左右します。

  • クローゼットのサイズと奥行き
     →内寸をメジャーで採寸して、衣類収納やハンガーラックの設置可否を確認。
     開き戸のタイプかスライドかも重要。

  • カーテンレールの有無と窓のサイズ
     →引っ越し後すぐに必要となるカーテンカーテンの長さや横幅、天井からの高さを内見中に計測しておけば、事前に用意ができます。

  • テレビ端子の位置
     →テレビ・ネット接続を考える際に、配線が邪魔にならないかを事前に把握。

  • 照明の取り付け口の種類
     →賃貸物件では照明器具が設置されていない場合もあるため、引越し当日に困らないよう確認しておく。

こういった「小さな箇所」はメモや写真に残すことが非常に有効です。特に後から比較検討する際に「記録がないから思い出せない」という問題が起きがちです。

契約前に確認すべきこと

物件の魅力に気を取られすぎて、「契約内容の確認」が疎かになるケースもよくあります。
気になることはすべて、遠慮せず不動産屋・担当者に質問しましょう

チェックポイント:

  • 敷金・礼金の有無と金額

  • 退去時の費用・原状回復の条件

  • インターネットやテレビ視聴の契約方法と料金

  • 修繕が必要な部分の扱い(例えば汚れ・カビ・蛇口の故障など)

  • ペット・楽器・DIYなどの制限や条件

  • 契約時の手続き方法(オンライン対応かどうか)

また、複数物件を内覧した場合は、情報を整理して比較する時間がとても重要です。
担当者の説明や対応の印象も記録しておきましょう。長く住む物件であれば、信頼できる不動産会社との関係も大切です。

トラブルを防ぐためにやっておくべきこと

引っ越し後に「こんなはずじゃなかった」と感じないように、以下の点も確認しておきましょう:

  • におい(玄関・風呂・キッチン・トイレの排水口)

  • カビ・湿気・汚れの有無(天井・壁・床)

  • 共用部分の管理状況(清掃の頻度、住民マナー)

  • 建物自体の古さ、設備の更新履歴(特にエアコン・給湯器・ガスコンロ)

スマートフォンのカメラやメモアプリをフル活用し、気になった点はすぐ記録しておくと、後で冷静に判断できます。

後悔しない内見のための「段取り」と「判断ポイント」

ここまでの章で、内見時に「測る」「記録する」べき箇所や、見落としやすいポイントについて解説してきました。
この章では、実際に当日どのように内見を進めるか、その段取りと判断基準を整理します。

「良い物件だったのに、判断が遅れて他の人に決まってしまった…」というケースもよくあるので、事前準備と情報整理がカギとなります。

内見当日の流れと時間配分

1物件あたりの内見には30分〜1時間程度が目安です。複数物件を1日で内覧する場合は、時間配分をしっかり決めて行動することが大切です。

当日の流れ(基本的なステップ):

  • 現地到着前にチェックリストと持ち物を確認
     →メジャー、筆記用具、スマホ、スリッパ、パンフレットなど。

  • 最初に外観・周辺環境を確認
     →建物全体、駐輪場、ゴミ置き場、共用設備の状態などを把握。

  • 室内に入ったら、まず全体の雰囲気と広さを確認
     →採光、日当たり、音、においなども含めて五感を使って観察。

  • その後、チェックリストに沿って細部を測定・記録
     →玄関から順に、リビング、水回り、収納など順を追って進めると効率的。

  • 不動産会社や担当者への質問をまとめて確認
     →条件・費用・設備などの疑問を解消しておく。

ポイント:

  • 内見は「見時」も大切です。可能であれば朝・夕・夜間など時間帯を変えて再確認することで、実際の生活に近い雰囲気を感じることができます。

  • オンライン内見を併用して、見逃しがちな箇所を再チェックするのも有効です。

内見後にやるべきこと

複数の物件を見た場合、どの物件が本当に自分に合っているか、迷うこともあるでしょう。
そんなときは、以下のポイントに沿って比較・整理すると、判断しやすくなります。

判断ポイント:

  • 希望条件との一致度(広さ、設備、家賃、場所)

  • 採寸・記録内容から家具・家電が設置可能かどうか

  • 内見時の印象(明るさ、音、においなど)

  • 生活動線の快適さ、配置の自由度

  • 管理状態・周辺環境・アクセスのバランス

  • 契約内容の明確さと担当者の信頼感

おすすめの方法:

  • チェックリストに「★印」や「点数」をつけて評価シートのように使う

  • 撮影した写真をフォルダ分けし、物件ごとに比較できるように整理

  • 家族や同居人と共有し、客観的な意見をもらうことで視野を広げる

最後に、スピードも大事な要素です
良い物件はすぐに埋まってしまう可能性があるため、迷いが少ないように準備と整理を徹底しておくことが、後悔のない判断につながります。

おわりに|快適な暮らしのために、内見を「測る」ことで見えてくるもの

賃貸物件の内見は、単なる“下見”ではありません。
**家具や家電の搬入・設置が可能か、生活動線にストレスがないか、収納や設備が十分か、そして何より「この部屋で自分が快適に暮らせるのか」**を見極めるための、最も大事な確認作業です。

今回ご紹介してきたように、内見時には**多くの項目を「測る」「記録する」「質問する」「比較する」**必要があります。

数センチのズレが、冷蔵庫が入らない、カーテンが合わない、ベッドの足が飛び出すといったストレスを生むこともあります。
逆に言えば、事前にしっかり採寸・確認しておけば、入居後の後悔は大幅に減らせます。

測ることは「安心」を得ること。
それは、単に家具が置けるかだけでなく、生活に必要なスペース、動線、快適さ、そして暮らしのイメージを数字で把握できるということでもあります。

また、以下のようなキーワードをチェックリストとして活用すれば、内見がより確実で効率的になります:

  • 高さ・大きさ・奥行き・長さ

  • 搬入経路・段差・エレベーターのサイズ

  • 玄関・廊下・キッチン・水回りの配置

  • コンセントの位置と数、収納の容量

  • カーテンレールの高さと窓の横幅

  • 周辺環境・ネット環境・治安・騒音

  • 管理状態・掲示板・共用部の清潔さ

  • 費用・条件・契約内容・担当者とのやりとり

これらの情報を一つひとつ写真とメモで記録し、アプリやスマートフォンを活用して比較検討すれば、あなたにとってベストな物件がきっと見えてくるはずです。

理想の暮らしは、「しっかり測って、しっかり選ぶ」ことから始まります。

快適な新生活は「内見」で決まる

部屋探しはわくわくする反面、不安も多いもの。
ですが、ここまで読んでくださったあなたなら、もう“見るだけの内見”から卒業し、“測って選ぶ内見”ができるはずです。

もし、「忙しくて採寸や比較がうまくできない」「プロの目線で見てほしい」と感じたら、信頼できる不動産会社に相談するのも一つの方法です

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